ニューオーリンズ往訪
本邦ではW杯コロンビア戦の興奮未だ冷めやらず、といったところではないでしょうか?
私も見ていて「大迫半端ないって!」とはこういうことやったんかと実感。当該名言も
リバイバル的に流行っていると聞いております。
BTW、先週末はニューオーリンズに1泊トリップしてきました。
「めっちゃ行きたいわけちゃうけど土日で行けるから一応アメリカいる間に行っとかんとな」
というスポットだったのですが、結果行ってよかったです。
ジャズ発祥の地ということで(私の知る限り、米国で生まれた音楽というのはジャズと
ヒップホップ、あとはデスメタル(*)でしょうか)、バーやレストランで気軽にジャズの生演奏が
聞けたのはよかったです。基本どこもノーチャージでドリンク・食事の実費のみ、それも
普通の良心的プライス設定。ええやん。
そして夜になるとこの街は本気を見せます。夜通しみんなが飲み歩いているバーボン
ストリートという通りの「お祭り感」は凄まじく、NYにはない盛り上がりを見せておりました。
この通りを夜歩けただけでも、来た甲斐があったと思いました。
(アメリカは普通路上で酒を飲めないので、そういう意味でも貴重な場所なんです。)
意外だったのは、当該バーボンストリートでは夜間はジャズに加え、と言いますかむしろ
ロックバンドのライブのほうが多く、しかもハードロックが目立っていた格好。
80年代ハードロックが青春真っ只中だったのであろうおっさんおばさん夫婦が楽しそうに
踊ってたりで、なかなかおもろいやんと。 少ししか聴けませんでしたがハードロックどころか
ジャーマンメタル(スコーピオンズ)が演奏されていたことに感動。
その他、芸術家が集まる街ということで音楽以外にも路上で売られている絵なんかも
クオリティが高く、私も思わず小さめの物ですが2点購入。
有名な(って行くまで全く知りませんでしたが)Cafe Du Mondeのベニエとカフェオレ
も、普段スイーツ類を全く口にしない筆者をして「これアメリカのお菓子の中で一番
美味いんちゃうか」と言わしめたクオリティ。
米国観光と言えばNY、カリフォルニア、ディズニーワールド(フロリダ)、グランドキャニオン
あたりが優先順位が高いと思いますが、フロリダ行くついでなんかにもし時間があれば
ニューオーリンズを推しておきます。1泊でいいので是非立ち寄ってみてください。
(*) デスメタルはへヴィメタルのサブジャンルで、へヴィメタル自体は英国発祥ですので
「アメリカ発祥」と言うのは微妙なところですが、デスメタルとそれ以外のメタルは
かなり音楽性が違いますので別枠で確立された1ジャンルと言ってもいいんじゃない
かと思います。