HELLOWEEN PUMPKIN UNITED TOUR参戦<後編>
先週もう少し触れると申し上げていたジャーマンメタルバンドHelloweenのライブinfoですが、
実はこのハロウィンこそが私がメタルにハマったきっかけのバンド。高2の頃、初めてまともに
聞いたメタルのアルバムが、先述のKeeper of the Seven Keys part2(88年リリース)
でした。その後現在に至るまで他のアルバムもくまなくチェックし、ライブも今まで4回参戦して
おりますが、私が高校の頃聴き始めた時点でとっくに例のマイケル・キスクとカイ・ハンセンは
脱退していた為、ライブに行っても「やっぱり87-88年のアルバムの曲はマイケルキスクに
歌ってほしいなー」等と、叶わぬ思いを抱いてしまっていた・・・、なんていう経緯がありました。
しかし、まさか今回それが実現するとは・・・。
その87-88年時の伝説的ラインナップを見られる日が来るとは思いもしませんでした。
30年後にリユニオンとか、そういうこともあるんやなと。
両名は今まで音楽性の違いやら何かしらでモメて脱退しているわけで、いろいろ確執は
あったでしょうが、30年という月日がそれを可能にしたこともあるんでしょうね。
えにうぇい、ファンの期待を超える企画に売上げは絶好調、ばんばん追加公演が決まって
いき、南米、欧州、日本を経てようやく今般北米にも来た、というわけです。
東京公演は即日Sold outで同じ東京で追加公演が決まった程の人気ぶり。
普段はメタルのライブチケット激安のニューヨークでもチケット代は100ドル超へと跳ね
上がっておりました。
まあそれくらいファン感無量のイベントですので、私ものっけ1曲目から興奮のあまり
泣いてしまいましたw 気付いたら涙が流れていたと言いますか。
当時金髪長髪でカッコ良かったマイケルキスクはハゲで太ってしまっていましたが
それでも尚溢れ出るカリスマ性。「うおーこの声を生で聴きたかったんやー」と。
今やメロスピ(=メロディックスピードメタル)の現人神と崇められるカイハンセン御大の
神々しさは言ふべきにあらず。 今まで写真でしか見たことがなかったのですが、
イメージの通り、メタラーの中でも屈指の「いい人そう」感に溢れるその風貌w
「見ているとどこか安心する」的なかわいいおっさん感はまさに人格者メタラー。
カイハンセンが割とみんなに愛されている理由がよく分かりましたわ。
ちなみに格闘ゲーム好きな人はピンと来たかもしれませんが、ギルティギアの「カイ・キスク」
は上記2名のカリスマがその名前の由来となっております。