フィラデルフィア半日トリップ 前編
続いて先週末日曜はフィラデルフィアへデイトリップ。
ここは正直、「近いけど行かないままに終わりそうなスポットNo.1」でしたが、この度奮起して
行って参りました。
ちょっと打診気味に職場の先輩に「日曜暇やったらフィラデルフィアでも行ってみません?」
と聞いたところ「行ったことあるけどお前と行けるのも最後だから行こう」と即決で英断いただき
まして、ありがたいことでございました。
遅くとも午前中には出発しようとしておりましたが、前夜の酒が響いて軽めの二日酔いを発症、
「出発遅らせていいですか」と先輩に連絡すると、「オフィスで仕事してるからいつでもいいよ」と。
私の寝坊を見越しての隙のないスケジューリングには恐れ入りましたが、えにうぇい、二日酔いが
和らぐまで自宅待機しておりました。
その間、もう1人くらい駄目元で誘ってみようかなと社外の知り合いに顔本メッセを送付した
ところ即座に「行きます」とのリプライ。
皆さんなかなかリスペクタブルなフットワークの軽さでして、そんなこんなでミドルof30代3名で
マソハッタソを出発したのが13:30。 フィリー到着は15:30という遅さでしたが、
観光地となっているイースタン州立刑務所、自由の鐘、有名なフィリーチーズステーキのお店
Pat's King of Steakとテンポ良く立ち寄れ、おまけでNom Nom Ramenという謎の
ラーメン屋で締め。 その後NYへ戻り22時頃から拙宅にて軽く飲み、と、隙のないロジにより
そこそこな満足感がありました。
イースタン州立刑務所は、1829-1971年まで使われていたらしく、アルカポネが収監されて
いたことでも有名とのこと。 アルカポネの独房は金にモノを言わせ、ソファ、お洒落な机や
電気スタンド、更にはステレオで本人のお気に入りだったというワルツが聴けるという特別仕様
となっていたようで、実際にそれを再現した独房があり、興味深かったです。
私が東京にいた頃に住んでいた社員寮の部屋より一回り狭い、というくらいのレイアウトでして、
今は廃墟ですが当時はもっと綺麗だったことを勘案すると京大の吉田寮や熊野寮(*)よりはむしろ住みやすそうですw
他の独房も広さに関しては同じで、一応外の光が入る小さい窓もあり、普通に住めそう
やなという感覚。スポーツできる庭もありますし、これでみんなでご飯食べられてお風呂も
あるならむしろ快適なんちゃうかと。
(*)
私は熊野寮に一時期住んでおりましたが、京大の寮の廃墟感や生活環境はなかなか凄まじく、
そこに住んでいたおかげで私はどこでも寝られる(寝てしまう)体になってしまいました。