旅、サーフィン、スノーボード、メタル、その他諸々

旅、サーフィン、スノーボード、メタル(Heavy Metal)、その他諸々の個人的な記録です。現在ニューヨーク在住。

ハロウィンパーティー@ Villain in ブルックリン

日本では渋谷がハロウィンで大変だと聞こえて参りますが、私も本来10月末あたりに 

帰国できれば久しぶりに日本でハロウィンを過ごしたかったんですよね・・・、 

ケイオスど真ん中な渋谷や六本木に行くかどうかは別としてですが。 

諸事情により私の帰国は当初予定より延びており、来月中旬くらいになりそうなのですが、

えにうぇい、不本意ながらやむなし、ニューヨークのハロウィンを少しでも 

堪能しようと友人に問い合わせたところ、 

「土曜にみんなでブルックリンのクラブに行く予定がある」と。 

土曜夜は暇でしたので是非とも参加させてくれと申し出、前からちょっとやりたかった 

白塗り+黒塗り(目の周り用)メイクセットを自宅近くで購入し、いざブルックリソへ 

電車で向かいました。 

電車から下りると激しめの雨。「念の為に」と持って来た折りたたみ傘が活躍しましたが、 

ニューヨークにしては珍しいレベルの土砂降り具合に、友人と待ち合わせているバーに 

着いた頃には雨が靴を貫通して靴下が濡れてしまっているというコンディションに気分は 

やや萎え。。 

というかこの日は夕方以前も日中ひたすら暴風雨でしたもので、自宅に引きこもりながら 

なぜかYou tubeからのsuggestionで次々に出てくる幽遊白書の動画を見続けてしまっており、 

「今からハロウィン楽しむぞ」というセッティングとは程遠い、どうも倦怠感の抜けない心持ち。 

メイクもバーの暗めのトイレでやらなければならず、人もそこそこ入って来ますもので、 

どうも落ち着かないイライラした気分でしたが、とりあえず進めていこうとテキトーにメイクを 

していったところそれなりに仕上がり、血糊を友人に付けてもらうとそこそこな死体感が醸成 

され、ここに来てようやくややテンションは上向きに。  

持って来た折り畳み傘を何故かそのバーで紛失する、というトラブルに見舞われるも、 

バーを出た頃には雨は止んでいたので結果オーライ。 For meちょいちょいあること 

ではありますが、なにゆえこの短時間になくなったのかは不明。従業員に訊いても 

なかったので、盗まれたのでしょうか・・・。 

しかして、我々一行はクラブに臨みました。そこそこな列でしたが思ったよりは並ばず、 

中に入ると広さは充分で快適。 音楽は万人受けを狙った感じで今ひとつな印象 

でしたが、悟空やナルト等、日本のアニメキャラのコスプレをしている外人も意外と多く、 

アメリカでも好きな人はいるんやなとちょっと嬉しかったす。特にスト2のケンとキャミイが 

イケておりました。 やっぱ白人は似合いますなーと。 

ちょいちょい写真を撮り、飲んで踊ってそこそこな満足感があり、眠くなってきたところで 

私1人ウーバーを呼んで帰宅。  

他のみんなはもうちょい滞在したらしいですが、まあこんなもんかなと。 

当該クラブがある周りの街並みは殺伐としており治安が良いとは決して言えない雰囲気 

なのですが(マンハッタン対比、ブルックリンの外れともなると、それなりの雰囲気があります。。)、 

渋谷みたいな無茶する輩もおりませんでして、平和に楽しめました。 

白塗りは衣装も凝らず気軽にできてそれなりのインパクトがあると、コスパの高さを認識、 

北欧のブラックメタルバンドやマソソソマソソソ的な雰囲気も出るので個人的な嗜好にも 

ある程度合致、というか思い起こせば学生時代にバンドで何回かやってましたわ、云々、 

今後のハロウィソパーリーでは多用していこうかな等と考えております。

フィラデルフィア半日トリップ 後編 ~本場のフィリーチーズステーキの衝撃~

刑務所に続くフィリー観光スポットですが、自由の鐘に関しては想定通りとは言え、 

「え、これだけ?」感が満載。 札幌時計台のショボいバージョンのような外観でした。 

いや、建物自体は札幌時計台対比でかなり大きいんですが、周りの街の雰囲気を 

トータルすると札幌時計台のほうが勝ちかなと。 クラーク博士みたいな像が建物の前に 

立っているのも、札幌を彷彿とさせます。 

続いてフィリーチーズステーキで有名なお店というPat's King of Steak。窓口で買って 

野外に備え付けの椅子で食べるスタイルで、室内レストランではありません。 

フィリーチーズステーキはホットドッグのような形のパンに肉とチーズが挟んである食べ物で、 

ニューヨークの屋台でもよく売っております。 私はニューヨークに来た直後に一度食べた 

きり、その後は食べておりませんでした。おいしかったのはおいしかったのですが、もう1回 

食べたいという程ではないかなという印象でしたので。 

しかし、、本場は違いましたわ。。 むっちゃうまかったす。 

我々がかなりお腹を空かしていたことを割り引いて見ても、充分満足できる水準だと 

思います。パン自体もサブウェイのパンのようなパリっとした生地でおいしく、肉とチーズの 

味付けが絶妙、更に取り放題のトッピング、丸ごと唐辛子やピクルスですらも美味かったす。 

私は唐辛子をかじりながらフィリーチーズステーキを頬張るというスタイルで食べていました 

が、これが最高にマッチしました。 今書きながらもまた食べたくなっているというレヴェルすわ・・・。 

Made in USの料理はどれも大したことないというのが私の認識いや駐在員ほぼ全員の 

コソセソサスでしたが、これは凄かったで。。これこそが米国のソウルフードやないかいと。 

フィリーはこれだけの為に往訪しても価値があると思いましたわ。NYには売っておりませんので。 

イメージ的にはちょうど大阪の551の豚まんです。東京では食べられない極旨ソウルフード。 

米国滞在終盤にきていい物に出会えて良かったす。

フィラデルフィア半日トリップ 前編

続いて先週末日曜はフィラデルフィアへデイトリップ。 

ここは正直、「近いけど行かないままに終わりそうなスポットNo.1」でしたが、この度奮起して 

行って参りました。  

ちょっと打診気味に職場の先輩に「日曜暇やったらフィラデルフィアでも行ってみません?」 

と聞いたところ「行ったことあるけどお前と行けるのも最後だから行こう」と即決で英断いただき 

まして、ありがたいことでございました。 

遅くとも午前中には出発しようとしておりましたが、前夜の酒が響いて軽めの二日酔いを発症、 

「出発遅らせていいですか」と先輩に連絡すると、「オフィスで仕事してるからいつでもいいよ」と。 

私の寝坊を見越しての隙のないスケジューリングには恐れ入りましたが、えにうぇい、二日酔いが 

和らぐまで自宅待機しておりました。 

その間、もう1人くらい駄目元で誘ってみようかなと社外の知り合いに顔本メッセを送付した 

ところ即座に「行きます」とのリプライ。 

皆さんなかなかリスペクタブルなフットワークの軽さでして、そんなこんなでミドルof30代3名で 

マソハッタソを出発したのが13:30。  フィリー到着は15:30という遅さでしたが、 

観光地となっているイースタン州立刑務所、自由の鐘、有名なフィリーチーズステーキのお店 

Pat's King of Steakとテンポ良く立ち寄れ、おまけでNom Nom Ramenという謎の 

ラーメン屋で締め。 その後NYへ戻り22時頃から拙宅にて軽く飲み、と、隙のないロジにより 

そこそこな満足感がありました。 

イースタン州立刑務所は、1829-1971年まで使われていたらしく、アルカポネが収監されて 

いたことでも有名とのこと。 アルカポネの独房は金にモノを言わせ、ソファ、お洒落な机や 

電気スタンド、更にはステレオで本人のお気に入りだったというワルツが聴けるという特別仕様 

となっていたようで、実際にそれを再現した独房があり、興味深かったです。 

私が東京にいた頃に住んでいた社員寮の部屋より一回り狭い、というくらいのレイアウトでして、

今は廃墟ですが当時はもっと綺麗だったことを勘案すると京大の吉田寮熊野寮(*)よりはむしろ住みやすそうですw 

他の独房も広さに関しては同じで、一応外の光が入る小さい窓もあり、普通に住めそう 

やなという感覚。スポーツできる庭もありますし、これでみんなでご飯食べられてお風呂も 

あるならむしろ快適なんちゃうかと。 

  

(*) 

私は熊野寮に一時期住んでおりましたが、京大の寮の廃墟感や生活環境はなかなか凄まじく、 

そこに住んでいたおかげで私はどこでも寝られる(寝てしまう)体になってしまいました。

絶叫マシン群雄割拠 ~Six Flags Great Adventureの衝撃~

今週、日本へ車を運ぶ為に業者に車を引き渡す予定の為、先週末はNYで車が使える最後の 

週末でした。 

波予報が良くなかったこともあり、もうNYでのサーフィンはシーズンアウトということにし、 

陸の駆け込み近郊トリップを土日で2件組成。

 

まず土曜は今までずっと気になっていたけど行けていなかった、Six Flagsというニュージャージー 

にある遊園地へ。 

ここは絶叫マシンづくしの遊園地なのですが、1つ1つのクオリティが高くて大満足でした。 

日本の遊園地であれば頭を張れるであろうアトラクションが5、6個もあるという、まさに 

絶叫マシンのギニュー特戦隊状態。 

「Six Flagsってのはな、日本の各遊園地の目玉コースター、いやそれ以上かもしれん・・・ 

 そんなやつが5つもあるんだ・・・!」  とべジータ様の解説が冴え渡りますが、 

えにうぇい、それくらい凄いアトラクショソが目白押しなのです。 

中でも一番凄かったのが木製コースターEL TORO。ナガシマスパーランドのホワイトサイクロン 

なんぞ比較にならない凄まじさで、落差・スピード共に圧倒的。 

木製にもかかわらず同ナガスパのスチールドラゴンや富士急のフジヤマを凌駕する衝撃が 

ありました。但し木製であのスピードを出されると身体への負担感はなかなかなものでして、 

更に最初の落下だけではなく中盤~終盤にかけても一切ダレることがない構成でしたので、 

中盤からは腰が痛かったですw  

また、Bizarroというローラーコースターはスピード感・乗り心地が良く最高の爽快感を 

味わえます。宙返り部分でX Japanのライブのような炎をぶっ放す演出もGood。 

外観的にはそんな怖くなさそうで面白くなさそうかな・・・というスーパーマンのローラーコースター 

も乗ってみるとそこそこな衝撃が。 

スーパーマンが空を飛んでいるという体でうつ伏せ状態で乗るのですが、宙返り部分でかかる 

Gが半端なく、腹筋を引き裂かれるかと思いましたよ。なんなんこれと若干引くレベル。 

30代半ばにもなって遊園地とか行っておもろいんかいな・・・との懸念を爽快に吹っ飛ばしてくれる 

期待以上のクオリティ。こんな面白いのならばもっと前に行っておけばよかったなと思う水準です。 

マソハッタソから車で1時間半。近いで。

ロックマン11購入

今月ロックマン11が発売されておりますが、無印ロックマンシリーズとしては前作ロックマン10 

以来8年半ぶりの新作となります。ちなみに今年はロックマン誕生30周年という節目とのこと。

ロックマン9と10がファミコン時代のレトログラフィックを使用したややスピンオフ的な作品でした 

ので、現行の技術で作られた作品としては96年発売の8以来、実に22年ぶりということになり、 

個人的には以前からかなり注目しておりまして、先日のアイスランド旅行への出発当日、フライト中や 

暇な時間にプレイしようかなと任天堂スイッチ版を購入しました。 

9と10は東京にいた頃、独身寮備え付けのPS3でダウンロード購入しましたが、ちょっと 

プレイした後放置していたら退寮を迎え、勿体無いことをしたなと。その後誰か後輩寮生が 

プレイしてくれていればいいのですが。 

えにうぇい、ですので私もまともにロックマンをプレイするのは96-97年以来、20年以上ぶり。 

ちなみに8は96年12月発売で、弟がサンタさんからのプレゼントでもらっておりましたが、 

おそらくそれも私が「お前はサンタさんにロックマン8を頼め」と弟を誘導したのだと思われます。 

まあそれくらい私のロックマンへの思い入れは強く、8までは全てプレイ・クリアしており、今でも 

たまにYoutubeロックマンBGM*の動画を見ていたりするのですが、さて新作11はいかに!? 

 

「・・・むっちゃムズいやんこれ。。」 フライトの中で1時間半ほどプレイしましたが、倒せたボスは 

1体だけ。 というかボスまで辿り着いたのが全8ステージ中その1ステージのみという 

なかなかの難易度となっております。歯ごたえあり過ぎやろ。 

まあでも無理ゲー・クソゲーの類ではなく、丁寧にプレイすれば何とかなるという印象。 

今後移動時間等を使って少しずつ楽しんでいきたいと思います。 

  

  *As u may knowロックマンのBGMは哀愁漂う秀逸な楽曲が多いんすわ。ロックマン2 

   のワイリーステージの曲が一時期ニコニコ動画のランキング常連だったのをご存知の方も 

   いらっしゃるかと。 おっくせんまんっ♪

 

モントリオール紅葉事情 

アイスランドに続く帰国前駆け込みトリップとして、先週末はカナダのモントリオール 

に行って参りました。  

正確にはモントリオールからレンタカーで80分程走ったモソトラソブラソへ紅葉狩りに 

行ってきたのですが、というか馴染みのない地名を2ちゃん表記で書いてしまうと 

わけからんなと今思いましたが、より正確にはモントランブランですタメネソ。 

モンはフランス語で山ですが、モントランブランとは「震える山」という意味らしいす。ヘェー 

実は筆者は学生時代、京都で毎シーズン3-5箇所くらいの山や寺・神社を巡っていた 

というそこそこいっぱしの紅葉ハンターでございまして、社会人になってからはほとんど行けて 

おりま10でしたが、紅葉にはstillイントあり、「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の」は 

one of my favorite百人一首ソングとなっており、えにうぇい、モントリオールには 

相当な期待を寄せていたのであります。 

so far マイベスト紅葉は京都の東福寺ですので、果たしてそれを超えることができるか。 

トリップアドバイザー等のレビューによると、「色づきのピークを当てるのは難しい」との 

ことでしたが、1週間前に同じ場所に行った先輩曰く、「ちょっと早かったかな、まだ色つき 

具合が甘かった」とのことでしたので、「これは俺が行く頃がピークちゃうか!?」との 

期待が膨らんでおりました。 

モントリオール空港からの道中、車中からでもちらほら紅葉が見られ、いい感じやんと。 

渋滞無しのスムーズなドライブの末、モソトラソブラソへ到着! 

--- 「あれ・・・、これ、もうけっこう散ってない・・・?」 

早いというよりは、ピークを過ぎた感が満載でした。メルクマールの東福寺には到底及ばず。。 

たまたまゴンドラに居合わせたガイドに聞いたところ、「3日ほど前が一番よかった。 

このゴンドラも来週にはクローズだ」と。  

先輩の行った先々週末がまだ早くて、先週末はもう遅いとか、どんだけ狭いレンジやねんと。。 

事前に読んだレビューの通り、モソトラソブラソ紅葉事情はかなりシビアなようです・・・。 

但し、山から眼下に広がる遠目の紅葉のパノラマ感は壮大で、この点は嵐山(京都) 

のスケールを超越しております。 

ピークに行くことができれば、近くも遠くも紅葉三昧という贅沢を堪能できるのでしょう。 

また、今回は山そのものはピークを外しましたが、ふもとの道中は充分綺麗で、車を 

運転しながらも思わず何度か写真を撮った、という水準でした。 

 

声聞く時ぞ秋は悲しき・・・

 

アイスランドでオーロラ観賞その他 

どこへ行こうか散々迷った末、コロンバスデイ絡みの3連休はアイスランドへ。
我々世代でアイスランドというとファミコンくにおくんドッジボールくらいしか思いつきませんが、温泉、ダイビング、ホエールヲッチング等の自然系のアクティビティが充実、そしてオーロラも狙えるという、昼も夜もそこそこ万能な観光スポットのようです。

到着初日は雨土砂降り極寒のスィヴィアウェザーに打ちのめされ、やはりカリフォルニアサーフトリップにすべきだった…orzと同行者と2人で激しく後悔しましたが、その後コンディションは右肩上がりに推移、ブルーラグーン(温泉)に浸かっている間に運良くオーロラも観られ、「来てよかった」と満足いく旅と相成りました。

オーロラが現れた時は温泉に入っていた周りの人からも歓声が上がり、みんなで分かち合えた興奮はひとしお。
「寒さに耐えてよく頑張った!感動した!」と小泉総理も降臨しておりましたが、もとい実は温泉は丁度ええ湯加減にて全く寒くはなかったのですが、えにうぇい、実際感動しました。
ブルーラグーンのお湯は本当にこれ以上ないくらい絶妙な適温具合で、熱くもなく寒くもなく、長時間入り続けられます。顔に白い泥を塗ってブラックメタルバンドのようなメイクができる遊びがあったり、お湯に浸かりながらそのままバーでビールが飲めるのもナイス。さすが北欧。

ブルーラグーンだけではなく我々が泊まったホテルにもサウナが付いていたのはポジティブサプライズでした。さすが北欧やなと。

また、スウェーデンフィンランドデンマークあたりはキャッシュレス化が進んでいるとは聞いておりましたが、アイスランドもキャッシュレス先進国でした。現地通貨ISKへの両替は全く不要、全てクレジットカードでOK。それどころか全店Apple Pay完備で決済サックサクです。まさかホットドッグの屋台でもApple Payが使えるとは思いませんでしたわ。さすが北欧やで。

但し、物価は激高です。ニューヨークより高いのには驚きました。ランチのメインが3〜4000円なのはまだいいとして、バーのビール一杯1300〜1600円、寿司レストランではハマチ2貫が1400円という驚愕のプライス設定には参りました。さすが北(ry

それにも関わらず当該寿司屋は満席で評価も高かったです。味は普通ッ!
「北欧情勢は複雑怪奇なり」と平沼騏一郎も降臨しております。

その寿司屋で日本人の学生が働いていて少しびっくりしましたが、その学生さんに聞いたところ、「外で飲むのは学生には高過ぎるのでみんな宅飲みか大学内のバーで飲んでいる」とのこと。
やはりそうなのか…、確かに夜の街に若者の姿は少なかったです。