日本軍戦闘機ネーミングのセンスの良さ
先週末、「川重が戦闘機『飛燕』を修復公開」というニュース記事をネットで見ました(ご参考まで、最下部に掲載)。
なんでも川重創立120周年記念で公開するらしいす。まあそのニュース自体は「ふーん」程度のものfor me
でしたが、そういや日本の戦闘機って名前カッコイイよなと。
以前から雷電やら紫電改やら、抜群のネーミングセンスやなと思っておりましたが、この飛燕ってのも
なかなか響きいいやん等と思い、他にどんなのがあるのか調べてみました。
うぃきぺでぃあによると、いわゆる型番ではない意味のある名前のあるものは海軍の1942年途中以降の機体で、
あとは陸軍機に正式名称以外の愛称がある物がある(上記「飛燕」はこちらに該当)とのことで、
ザっと下記のようになるみたいです(下記抜粋部分ご参照)。
ダサめなのもありますが、やっぱかっちょいいのも多いすよコレ。前述以外では、烈風、彩雲、極光、飛龍なんて
イケてますよね。
そう考えると、日本の自動車メーカーも、日本語のネーミングで攻めてもいいんちゃうかと。
実際例えばアメリカではSUZUKIのジムニーはなぜかサムライ等という名前で売られており、日本語の
ネーミングはウケもいいんちゃうかと思うんすよね。
意味不明な漢字をタトゥーにしてる人たちもいるくらいですから漢字でそのまま売り出してもいいでしょうし、
サウンド的にもニッサンライデン、スバルゲッコー、トヨタ レップーカイ! なんて全然アリだと思うんですが、
いかがでしょうか?
<以下、Wikiとニュースから抜粋の上一部加工>
-海軍機
海軍機の制式名称は1942年の途中から物の名前による形式に変わった。命名基準は機種ごとに
以下のように定められた。
陸軍機の「隼」や「疾風」などは愛称であるのに対し、これは制式名称である。
戦闘機(甲戦) =風(強風、烈風、陣風など)
陸上・局地戦闘機(乙戦)=電、雷(雷電、紫電、紫電改、震電、天雷など)
夜間戦闘機(丙戦) =光(月光、極光など)
偵察機 =雲(彩雲、紫雲、瑞雲、景雲など)
攻撃機 =山(天山、連山、深山、南山、泰山など)
爆撃機 =星(彗星、銀河、流星、明星など)
哨戒機 =海・洋(東海、大洋など)
輸送機 =空(蒼空など)
練習機 =草木(白菊など)
-陸軍機の愛称
キ61 三式戦闘機 - 「飛燕」 アスペクト比の大きい主翼と液冷エンジンゆえのスマートなシルエットに因む。
キ84 四式戦闘機 - 「疾風」 愛称自体は国民(産業戦士)公募を経て陸軍省が採用したものであり、大阪毎日新聞による
「疾風のごとく敵に襲いかかるわが戦闘機の雄姿を讃ふにふさわしい名前である」といった賛辞とともに、
1945年4月11日に各新聞において写真付きで発表された。
キ67 四式重爆撃機 - 「飛龍」
*ニュース(10/13付朝日デジタル)
川崎重工、戦闘機「飛燕」を修復公開 太平洋戦争中開発
川崎重工業は13日、太平洋戦争時に開発した戦闘機「飛燕(ひえん)」を修復し、神戸市で公開した。オートバイや
航空機などいまの製品につながる技術のルーツがあるとして、創立120周年を記念して取り組んだ。
15日から11月3日まで神戸ポートターミナル(神戸市中央区)で公開する(18、19日は休み)。