ウィスラースノボトリップ その2
さて、ウィスラートリップの続きですが、バンクーバーでの入国審査はなかなか衝撃でした。
紙ベースの入国カードはなく、端末にパスポートをスキャンし個人情報等を入力、その後
入国カウンターへ、という運び。入国審査官に端末から出たレシートとパスポートを渡すと、
レシートだけちらっと見て入国Done。 え、はやっ。。
今までいろいろ旅してきました(その中にはカナダの別都市も含まれます)が、審査官
がパスポートを開きすらしなかったのは初めてでして、そんなことってあるんやと。史上最速すわ。
もしかすると日本人は顔パスになっているのかもしれません。
その後レンタカーを空港近郊のホテルまで走らせ1泊、翌朝は5時起きにてウィスラー
へ向かいます。途中スタバに立ち寄って朝食を買い、トータル2時間程で山のふもとの
ウィスラーVillageに到着。
と、ここで自分のバッグがなくなっていることに気付きました。 え、、嘘やろ。。
財布もパスポートも全部そのバッグに入っております・・・。
スタバまでは持っていたので、スタバにあるやろうとは思いましたが、「何でこの2時間もの
ドライブの間全く気付かんかってん・・・」と、自分でもドン引き。
まあとりあえずスタバに電話して、保護しておいてもらおうと。滑り終わってからゆっくり
回収すればいいと思い電話すると、まさかの「ない」との回答。
「え、、ほんまに?(ってか何でそんな即答?)椅子にかかってない?もしかすると外で
落としてるかもやから、Sorry to bother youだが店の周りも見てくれへんか?」 と
食い下がるも、「ない」と即答。
なんでそんな即答なん?ちゃんと見てくれてる? との疑義はありましたが、口調は自信満々
かつナイスに対応してくれておりましたので、「これはめんどくさがってるわけじゃなく、ほんまに
ないんかな・・・」と、血の気が引きました。
いろいろ悩みましたが、このまま滑っても楽しめへんやろと判断、今日はスノボは諦め、
私だけスタバに戻って確かめることにしました。
土曜は降雪量半端なく、レンタカーのタイヤが雪用なのか不明な状態での1人ドライブ
は怖かったですがやむなし、安全運転にて往路対比長い時間かけてようやく辿り着いたスタバ。
店外・店内見渡した限り確かにバッグはなく、絶望的な状況下、駄目元気味に店員に聞いて
みると、「おお、あったで、これか?」 と。 うおーそれやー!
店員曰く、私が到着する5分程前に、店内にいたお客さんから届いたとのこと。
いや、それってやっぱり、最初に電話した時にちゃんと見てくれへんかったんやん・・・、バッグの
特徴もちゃんと伝えてたのに・・・と、小言の一つも言いたかったですが、こればかりは私が悪い
ですのでやむなし。というよりもここまで最悪の気分でしたので、見つかっただけでmy幸福度の
底値からの反発は年初来上げ幅を更新しており、嬉々として再びゲレンデまで車を走らせました。
・・・というのが、昨日「いいことばかりは続かない」と申し上げたところでした。
治安激悪のブラジルでは終始気を張っていましたので、治安激良のキャナダに来て潜在的
に油断があったのかもしれません。。えにうぇい、不徳の致すところですわ。