サーフィン中の災難
先月はそこそこの頻度で雨も降っておりましたが、7月に入ってからはNYの天気は絶好調。
波も良くはないけどなくはないとの状況につき、土日とも海に行って参りました。
しかし日曜はなかなかショッキングな出来事が。。
まず、ロッカウェイビーチがなかなかの混み具合。 乗り終わって若干波に巻かれた際、誰かのボードと
ぶつかったのか、ボードのレール部分にがっつり穴が空いておりました。
私自身はそこまで無茶なことはしていないつもりでしたが、その日はビギナーだらけでしたので、
誰かが無茶してぶつけて、そのまま逃げたんちゃうかなと。まあこうなっては仕方ない、まだまだ体力的には
やりたかったですが、そのまま続けるとどんどんボードの穴から水が入りそうな勢いの壊れ方でしたので、
そこで強制終了。まあ1時間以上はやりましたし、波も大して良くない日に無理する必要もないと。
この日は自分のメインで使っているボードではなかったのですが、「これリペア(修理)したら金かかりそうやなー」
と、しょんぼりしつつビーチを後にし、車に向かったのでした。
・・・が、停めていた車が跡形もなく消えておりました。
レッカー移動の貼紙もチョークの文字も、何もありま10でしたので、血の気が引きましたよ。
「え、まさか、、うそやろ。。盗まれたん?」等と独り言を発しながら、「買ったばっかりで盗まれるとか、みんなに
何て言ったらいいねん、相当恥ずいな」と絶望感に打ちひしがれていたわけですが、とりあえず警察に聞こうと、
ビーチ巡回中の警官に聞きました。
「おそらくイリーガルパークで移動されたんだろう。ここに電話してみろ」 と。
この日は1人で来たのですが、ちょうど向かっている途中に連絡していた友人も遅れて到着してサーフィン
してましたので、これが本当に不幸中の幸いでした。 彼に電話を借りて電話してみます。
そこからはas u may know、アメリカ伝家の宝刀、電話たらい回しですわ。。
挙句に分かった答が、「レッカー移動の記録にはないから、最寄の警察に電話してくれ」 と。
記録がないという時点でほんまに盗まれたんちゃうかと再度血の気が引きましたが、what is worse、
その教えられた最寄の警察の番号というのが、最初に巡回中に聞いた警察から聞いた番号なのでしたジーザス!
そして今度は電話しても繋がりま10。。
「終わった・・・」、 とセルゲーム終盤のべジータのように途方に暮れまして、とりあえず最寄の警察に行って
みようと友人の車に乗せてもらいましたが、「一応そこにいる民間パトロールっぽいやつにも聞いてくるわ」と
駄目元気味に聞いたところ、「そこの看板の番号に連絡してみ」と。 え、まじで?
そこにかけてみると、ありました。 250ドルキャッシュで持って来いと言われましたが、それが全く苦にならない
くらいにmy気持ちはハッピーでした。
ボードが壊れたションボリ感は、実は車が消えていた時点で吹き飛んでいましたが、それももはや何も痛くありません。
何もいいことは起こっていないものの、なぜか安堵感でハッピーな気持ちにて、車を取り返して帰ることが
できました。
しかしまあ、その友人がたまたまいてくれたからよかったものの、いなければ誰かに電話を借りるくらいはできたかも
しれませんが、車を取りに行くのも徒歩で1km以上、かつどうせキャッシュが250もないので車取り返せない、
となるとウェットスーツで板を持って電車で帰らんとあかんという相当テンションの下がる結果になっていたと思われ、
その窮状は想像するだけでもなかなかシビれます。
っていうか、警察の役目って一体。。 役立たず過ぎやろ・・・。 んで勝手にレッカー移動して小遣い稼ぎしてる
民間業者、お前らも一体なんやねん。。 疑問と不満は尽きま10 here in NY。