旅、サーフィン、スノーボード、メタル、その他諸々

旅、サーフィン、スノーボード、メタル(Heavy Metal)、その他諸々の個人的な記録です。現在ニューヨーク在住。

2017ガラパゴス諸島トリップ #3 ダイビングは少々ハード

さて、ようやくガラパゴスの海infoいきます。ダイバー必見(となる予定)です。 

先日、「ダーウィン島は確かに凄かった。但しこのシーズンは少々ハード」といった結論になるかな 

ということだけ申しておりましたが、ダイビングもクルーズ生活もなかなかハードでして、こりゃちょっと 

上級者向けやなと。。 

「それって遠まわしに自慢してない?」(by海藤 in 幽遊白書)というような、自分を遠まわしに 

上級者呼ばわりしているのとは少しニュアンスが異なります。ダイビングスキルそのものというよりも、 

体力・気力・逆境時の強さ・決断力・コミュ力といった総合的な人間力が問われた為、 

私もところどころ辛かったわけでありまして。。(参考までに筆者はダイビング本数150本程度、 

ダイビングクルーズも2度やっております) 

まず、水の冷たさ。これがきつかったす。一番メインのダーウィン島及びウルフ島は20度以上あった 

のでよかったですが、その前後に潜ったポイントは17度~18度で露出している手足が痺れる冷たさ。。 

実は出発前に準備する時間が足りず、グローブとブーツが見つからなかったのでこんな惨状になった 

のですが、これはグローブ・ブーツ必須でしたわ。 

気温も高くないので、時間帯によっては着替え時も寒くてツラタンです。そんな中1日4ダイブ 

するので、「また濡れたウェット着なあかんのか・・・」との憂鬱が頻発。そもそも1日4本というだけ 

でもそこそこ忙しくハードなのですが、南国ではない中での4ダイブはかなりタフだと実感。 

次に、船が揺れます。過去に行ったモルジブやスミラン(タイ)のクルーズはほとんど揺れませんでしたが、 

夜寝ている間も大規模に移動したりしますので、揺れに揺れて寝付けずイライラする夜もありました。 

酒をあおって寝てしまうという手も考えましたが、そこそこな揺れなので船酔いするかもしれんと、 

あまり大胆な奇策も取れないのが残念なところ。ここは体質にもよるでしょうし、私も途中からは 

慣れましたが、船酔いしないよう常に神経を尖らせておかなければならないのが面倒でした。 

そして、船のサイズ。長距離クルーズするにはちょっとこの船小っちゃいで。 部屋は同性相部屋 

(これはダイブクルーズではスタンダード)ですが、それにしたって部屋狭すぎやろw  

スーツケースどこに置いたらいいねん、というナロウさには萎えました。部屋は寝るだけ、あとは 

基本食堂か上のデッキで過ごす、という東京にいた時の独身寮的な生活でしたわ。 

で、最後に、ここが下手すれば命に関わる重要ポイントなのですが、ガイドがなかなかの放置具合で、 

ダイビングはほぼ自己責任の下にマネージしなければなりません。 

エアがなくなったり、流されたり、それ以上潜れなくなった場合(体内の窒素量の関係。持っている 

ダイブコンピューター上で把握できる)は勝手に自分で安全停止して上がってボートに拾ってもらえ、 

というスタイル。 「前にゲストが事故ったことあったから、もしむっちゃ流されて誰も来てくれへんかったら 

この無線を使え」と、防水の無線を渡されます。「繋がったら、島から離れてるとか岩の壁が見えるとか 

なんか目印になるもの言え」 ・・・って、そんなんでほんまに分かんの? 大体、我々は何とか英語が 

話せるのでいいですが、ゲストに1人、英語が全く喋れないウクライナ人がおり、大丈夫なんかいなと。 

ていうかそもそもこの人よくこのツアーに参加したなとw、云々、ありまして、その無線を渡された直後の 

ダイビングで1人ソッコー流されて早速無線を使用していたシンガポール人にはちょっと笑えましたが、 

確かにその一本の潮の流れは半端ではなく、私も岩に掴まって耐えているだけでも疲れ、水中で若干 

過呼吸気味で気持ち悪くなりました。こりゃ笑い事ちゃうでと。。 

その時は少し無理をしましたが、しんどくなったら自分で判断してグループを離れて1人で浮上せな 

あかんと、危機感を覚え、そういう意味で「決断力がいる」という上述のコメントになるわけであります。   

とまあ、「つらタン具合」だけでアホみたいな長文になってしまいました。。次回、それでもやはり素晴らしい 

的な、ちゃんと実のあることを書いて結ぼうと思います。