旅、サーフィン、スノーボード、メタル、その他諸々

旅、サーフィン、スノーボード、メタル(Heavy Metal)、その他諸々の個人的な記録です。現在ニューヨーク在住。

ワシントンDCトリップ補足 がっかりVR in 航空宇宙博物館

先日のワシントンDC infoにつき、書きかけていた補足情報があったので為念共有させてください。 

最近話題のVRですが、DCの航空宇宙博物館にも導入されておりました。 

「さすがやな」と感心したのですが、このアトラクション、実は相当しょーもないのでタケカレ。 

まず、博物館の入場は無料(これはすごいす。入館料10ドル取っても全く問題ないクオリティ) 

なのですが、当該VRアトラクションはseparatelyに12ドル取られます。 

どうやら宇宙体験ができるようなアトラクションらしく、博物館入口にあった大々的な広告を 

見た時点でかなりの期待を抱いておりまして、12ドルは高いなと思いつつも迷わず即DONE。 

30分待ちくらいだと言われ、列に並びます。しかし終わって出てきた人の表情を見るに、 

おしなべて大人にも子供にもあまり笑顔がなく、普通の、いやどちらかというと低めのテンション。 

「これはもしやかなりのがっかりイリュージョン(byジャガーじゅん市)なのでわ・・・」との懸念 

がどんどん膨らんでいきました。 

結局40分超待ちましてようやく我々のターン。直近に出てきた子供が唯一、so cool等と 

のたまっておりましたので、まあ最低限は楽しめるのかなと。えにうぇい、4人掛けの座席に 

座ってスタンバイです。VRゴーグルを付けながら座席が動くタイプのアトラクションですので、 

「気分が悪くなったり止めたかったらこのボタンを押すように」と言われ、アトラクションスタート。 

なるほど、VRの割に映像は古臭いですが、動く座席がそれなりに臨場感ある、いや、むしろ 

酔うぞこれ、ちょっと気持ち悪いかも。。等と思ったところで、プツっと映像が途切れ真っ暗に。

 

「あれ? これ俺だけ? 映像見えてる?」と隣の友人に確認すると、「見えてる」と。 

まじかい。。 ゴーグルをいろいろイジってみるも映像は復活せず。こうなってはもう諦めよう、4分で 

終わると事前に聞いておりましたので終了まで耐えました。終了後スタッフに始まってすぐに映像が 

消えた旨伝えると、「You are supposed to push the button」と。 

要は「そういう時はこのボタンを押すことになっていたはずだ(押すべきだった)」とかいう意味なん 

ですが、いやいや、そんな非常事態でもないのに押したら隣で一緒に座ってた夫婦に迷惑かかるし。 

大体なんでそんな上からやねんと。まずはすいませんちゃうんかと。 

まあ、これこそが米国流サービス、不殺(ころさず)ならぬ「不謝(あやまらず)」なんですが、 

空港やらスーパーならともかく、まさかこんな平和な博物館でもその仕打ちを受けるとは。。 

その後は一旦客の列を止めて、ちゃんと映像が映るかのチェックをスタッフがやっており、私も 

スタッフとやいやい喋りながらそれを見ていたのですが、友人が横から「全然おもんなかったから 

もう1回とか、トライせんでもいいと思うで」と。 そういうことならさっさと退出しようと、 

「先を急ぐから、返金してくれへんか?」 とリクエストすると、ここは割とすんなりと応じてくれてました。 

面白かったのは、我々の何組か後ろで並んでいた日本人家族4名も、はっきりした理由は不明 

ですが、並ぶのをやめて返金リクエストをしていたこと。 

私はスタッフと話しておりましたので顛末は把握しておりませんでしたが、友人曰く、 

「あれ絶対俺が『おもんない』って言ったからやで。あの家族は俺らに感謝してほしいなー」と。 

確かに家族4人分だと48ドル。。 全然面白くないアトラクションに48ドル突っ込むというのは、 

想像するだけでもかなり哀愁漂いますよね・・・。 お父さん助かってよかったでと。

  

・・・と、大した話でもないのに長々と恐縮でしたが、えにうぇい、皆様におかれましては

くれぐれもお気をつけ下さい。VR以外にもいくつかアトラクションがありましたので、 

別のものにトライしていただければと。プラネタリウムなんかもやってまして、我々は見れません 

でしたがそっち見たかったな・・・と。 見たことある人いたらぷりーずlet me know。